正二 |
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YAMAHA |
V-MAX |
総合評価 : 90 点 |
年 式 |
2007 年 |
走行距離 |
23,000 km |
燃 費 |
街乗り |
12 km/リッター |
ツーリング |
18 km/リッター |
長所 |
☆デザイン、スタイル
- 車体名の由来となっているV4エンジンのインパクト
重厚感溢れ、ロー&ロングでドラッグを彷彿とさせるその車体はいつ眺めても魅力的でコイツを選んで良かったと思わせる
☆パワー、加速感
- 現在としては突出した速さでは無いもののそれでも豪快な加速力で定番の6000回転から作動するVboostが効いた時の加速感は病みつきに
※メーカーテスト、雑誌、及びドラッグレース大会等のデータによると0-100km/h加速が3秒前後、0-400m加速タイムが10秒台後半〜11秒台前半の性能
ちなみに現在の隼やZX14Rの0-400m加速タイム9秒台の模様
凄すぎる
11秒切れるだけでも十分速いのに今のマシンは10秒切ってるから化け物
それらに比べると速くはないが、140PSは十分過ぎるほどのパワー(06〜07年式は135PSで初期型が145PS)
☆ サウンド、鼓動感
- V4エンジン独特の心地良いサウンドと鼓動が良い
- 低回転でドコドコ言わせながらマッタリ走ると本当に快適(Vboostよりも魅力?)
☆ 足つき性とスリムさ
- リッターバイクとしては車高、シート高が低いため足つき性が良い
身長170cm弱、股下78cmの自分が両足踵までベッタリ
また、車幅も大きくないためすり抜け等もしやすい
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短所 |
- ★エンジンの発熱量
ノンカウル車としてはかなり凄い方だと思う
真夏に渋滞にはまるとたまらないし、火傷しそうなくらい
またきちんと整備されてない車体だとアイドリング不調等をおこしがち
※ 純正プラグからJR8Cの2極プラグに変更すると安定する場合が多い
また強制ファンを装着して早めにファンを回す事でかなり好調を保てる
★ 280kg超の車両重量
- 現在のリッターバイクとしては重め
自分は170cm弱、70kg弱の体格で筋力も人並み以上にある方だが、
平地等での通常の取り回しは問題なし
勾配のある状況だとかなりキツい
★ 止まらない、曲がらない
- 上記で書いた重量に加えて、ブレーキ、フレームも弱く、また
ホイール、タイヤも重く、これらが明らかにパワー、車体に見合ってない
飛ばしすぎは厳禁
★ 燃費が悪い
- 現在の同排気量バイクは街乗りで15km/l以上、ツーリングだと20km/l以上 走る事が多いが、自分の07年式車体はどんなに頑張っても街乗りで14km/l は超えないし、ツーリングでも20km/lラインがギリギリ
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故障,トラブル |
2012年に中古で購入(走行距離17000kmほど)
★リークによるアイドリング不調(購入してすぐ)
プラグキャップ交換で好調に
★クラッチ滑り(走行距離20000kmあたり)
クラッチ板交換で好調
上記どちらも店舗保証で対応してもらった
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その他 |
純正からの改造、変更点
☆Rゲイル装着&180/55-17タイヤ(ミシュランパイロットロード3)
- 効果絶大。 加速、減速、コーナリング全てにおいて軽快になり性能アップ
純正は150/90-15のバイアス激重タイヤ&ホイールなのでかなりの軽量化になると同時に、グリップ力も増し、パワーロスも格段に減る
スポーツ走行性能はもちろん、雨天走行時等も安心感が大きく変わる - 純正Rホイールタイヤの総重量が19kgなのに対してゲイルRホイールタイヤの総重量は12kg程度
Rだけで7kgの軽量化
マグネシウム鍛造とかだともっと軽量化になるはず
☆Vboostコントローラー
- 3000回転からVboostを作動させるもので、ヤフオクで4000円程度で購入
基本的にはポン付けでOKで、セッティング無しでOK
当然ながら通常時の6000回転のような強烈さは無いがトルクが明らかに増し、少ないアクセル開度で力強く加速するようになる
ただ、急開するとレスポンスが悪いのでこのあたりはboost3000回転に合わせた給排気のセッティングが必要だと思われる
boostフルタイム仕様車と同様に、セッティングを出すと低速からパワー溢れるバイクに化けそう
☆ JR8Cプラグ
- 両極プラグでVmax定番の安定必需品
始動から夏場のアイドリングまでありとあらゆる場面でVmaxの安定に貢献してくれる、最高のコスパを誇る商品といってもいい
☆ デイトナ強制ファン
- 発熱が凄いのに、ファン作動時の水温は105℃のため、かなり熱くならないとファンが作動せず、それゆえにいろいろ困りがちのため、そうなる前に早めにファンを回すことで、好調を保てる
JR8Cと合わせて、夏場渋滞の必需品
☆ 純正エンジンガード
- 倒した時のエンジン保護だけでなく、足を置けるので
高速巡航時等はアメ車のように楽々スタイルで運転できる
最後に1985年に登場したバイクで設計が古く弱点も多いが、それを跳ね返すだけの魅力溢れる素晴らしいバイク
未だに人気が根強いのも納得させられる
また弱点においてもホイールをはじめとした現在市販されている社外品パーツとの組み合わせで確実に性能がアップするし快適に乗る事が可能
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