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ライダーの視点から:オーバー1リッターに対する疑問について
皆さんのご意見、読ませていただきました。 リッターバイクが必要か不要かという問題では、狭い日本ではそんなに大きな排気量は必要ないという事と、 日本人の平均的な体格には大きすぎると言う事が必ず出てきますね。 体格に合う合わない個人差もありますし、近頃では Kawasaki ZX-10R などリッターバイクにしてはとても小型な物も出てきていますので、体格で論ずるというのは、あまり意味の無いことのように思います。 広さ的等でリッターバイクが日本に必要かという問題は、非常に面白い問題だと思います。 ただ私が思うのは、日本は狭いから中程度の排気量が適当という事ではなくて、 メーカーが無闇な排気量競争になっていくのではないかということの方が心配ですね。。。 最高速度競争が一段落したところなので。。。 ゆとりや乗り心地、純粋に性能を追求する大排気量化なら別に構わないのですが、 やたらな大排気量化はユーザーにとっても環境にとてもあまり良い物ではないですよね。 勿論、何を超えたら「やたら」になるのかという点では、それだけで議論が起きますが^-^; 世界最速、最新、最大・・・ という言葉にどうしても惹きつけられてしまうのは人の性ですが、 メーカーがそれにばかり力を注ぎすぎて、400cc、600ccなどのクラスが充実しないというのは危惧すべき状況だと思います。 中排気量がちょうどよくて安心という方もいるでしょうし。 いいなぁと思うバイクが殆ど1000cc超というのは困りものです。 車と違って比較的価格の安いバイクゆえの状況なのでしょうか? 世界最・・・競争もいいですが、乗り心地とか、何かこう今までとは一味違ったバイクが出てきても楽しいと思います。 バイクの環境対策も、今後はどうなるのでしょうね? 水素バイクなど出るのでしょうか? なかなか面白そうな気がします(笑)
私は基本的にはリッターバイクに乗るのも中間排気量バイクに乗るのも、個人の自由だと思います。長距離のツーリングが主な目的の人は大型。 通勤やチョイ乗り程度なら、扱いやすい小型・中型でも構わないという考えです。 小型・中型でも長距離ツーリングが不可というワケではありませんからね。大型はパワーがあってストレスを感じず、高速での安定は抜群の反面、ゴーストップが多い市街地やすり抜けは気を使うし、小型・中型はその反対ですね。 スピードとパワーを尺度に選ぶか、乗りやすさで選ぶかは個人の自由です。ライダー憧れのハーレーはカッコよくて、私も乗ってみたいけど、一部国産メーカーのオンロード中型バイクと比べるとダッシュに関しては劣るという話を耳にしたことがあります。リッターがすべて優れているとは言えないと思います。 あと、メーカーの車種のラインアップや雑誌の取り上げ方が小型・中型バイクを衰退させたのも、議題の理由ですね。 最近、2輪雑誌を見ているとバブル時代の高級車ブーム状態になってますよ。4輪並みの排気量車や150馬力のバイクは本当にライダーのニーズに答えているのだろうか? もう少し、改善して(敷居を低くして)すべてのライダーに浸透するような、内容にしてもらいたいです。このまま行くと将来、小型・中型はおろか、バイク業界全体の衰退に繋がっていくような気がします。 業界も改善する点がありますが、国土交通省も中型400の車検制度撤廃も中型の活性化になると思います。 |
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